2012年11月 の記事一覧

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ユリイカ 詩と批評 第44巻第14号12月臨時増刊号 総特集永野護 『ファイブスター物語』の普遍、『花の詩女ゴティックメード』の衝撃




 キターっ!!。
って叫びたいぐらい。

 このユリイカってサブカルもきっちり扱うから要チェックの
雑誌なんだけど、増刊号で永野護が取り上げられています。
 これは、ほとんど、永野護専属雑誌「ニュータイプ」以外としては、
画期的なことではないのか、、、。

 めったにインタビューに答えない。
というか、メディアにほとんど露出しないから。
永野護が、延々生い立ちから、どんなものに影響を受けたか、
答えています。
 すごい、、。
今まで、FSSにつけられた名前から類推して興味が
あるであろうものをチェックしていたけど、
 これで、もろわかっっちゃいます。
 作品同様、相変わらず、天下無敵で怖いものなしの人だから、
言いたい放題、言っていますが、
 すべてゆるそう、、。
ガレージキットの売り上げで誰が、一番なんだって言ってました。
当然永野さんあなたです。
 また、自分には、目標と成った人も、ライバルも一切存在しなかった
と、言い切っております。
 だから、唯一無二なんだよ、、。

 一応公開中のGTMにあわせての、特集なんだろうけれど、
内容的には、FSSのほうが、多いかなぁ、、。
 永野本人のインタビューだけで紙面が埋まるわけでなく、
多士済々の面子が寸評、論評を加えているんだけど、
 これだけ、広い世界観を作り上げた男、永野なので、
読者、1人1人、いや、ファン1人1人が、違うんだよなぁ、、とか、
思って読んで当然です。
 
 中間カラーには、いろんな人が、イラストを
投稿しているんですが、その中に、安彦さんが、、、。
永野のデビューって実は、エルガイムでなく、
ゴーグのサブメカ・デザインなのですよ、、。

 論客の永野論ももちろん、おもしろいんだけど、
巻末に纏められている詳細すぎるほど、詳細な、永野護年表が
なにより、面白い。
 どんなことに興味があって、なにをしてきたか、一目瞭然です。
それこそ、ファンは、要チェキです。

 こんなに、ワーワー言って、GTMを見ていない私ってどうよ、、。
ということで、しめくくりたい。 
 
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時の鳥を求めて



「時の鳥を求めて」
レジス・ロワゼル, セルジュ・ル・タンドル・著

 出ました。
ユーロマンガvol7の時にですね、、。
巻末に本書、「時の鳥を求めて」が紹介されていました。
絵柄をみてもうソッコーチェック入れていました。
 絵はですね、、。
山田章博っぽくもあるし、初期のそれこそ、ブルーべリーのころの
メビウスにも近い。
 もちろん、これだけの作家さんですから、
オリジナルの絵です。強いていえば、のたとえです。
 ちょっと、ユーロマンガで紹介されていた絵とは、
初期は、違いますね、、。
 初期より、小慣れてきたラストの巻末でインタビューが載っているんですが、
そっちの絵のほうが、かっこいいですね。

 内容というか、ストーリーはですね、完全なファンタジー。
中世以前の欧州っぽい世界観。
 主人公の女の子が、グラマーではあるだけれど、
(というより、肉感的)
いわゆる美人キャラでないのも、ポイント一つかと思います。
 鳥に乗って飛んでいくってのも、
メビウスの「アルザス」の影響ですかね、、。
  
 リーダビリティは、完全に脅威の連載システムによって
支えられた日本のマンガに負けるけど、
 日本のマンガに物足りなさを感じているあなたにオススメです。

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PSYCO-PASS サイコパス



「PSYCO-PASS サイコパス」

 まだ、話の途中なので、なんともいえませんが、
なんとなく、おもしろい。
 これ、はやい話、いろいろSFネタが入っていますが、
刑事物のアニメです。

 まぁ、色々タネというか、ネタは組み込まれていますが、
SF的には、完全なものすごく近未来で、今想像しえるところの
最先端をベースに世界観を構築した感じ。
 その分、犯罪係数とかは、ちょっとエキセントリックな感じもしますが、
見て理解しやすいと思います。
 
 スタッフ的にも、すごい、
総監督と言う肩書きでどの程度までコミットしているのか、わかりませんが、
総監督に、本広克行。
そして、脚本、構成にまどか☆マギカの虚淵玄です。
 まどか☆マギカは、完璧に脚本の勝利だったと思っているので、
虚淵玄は、要チェックです。
(私、ゲームには、うといので、まどか☆マギカのときも
 虚淵玄って誰って最初感じだったのですが)

 今のところ、最初は、各話完結をはさみつつ、
大きな謎というか、シリーズ全体の構成もきちっとなされている感じ。
 どんどんラスボスが出てくる感じです。

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アニメスタイル002



 「アニメスタイル 002」

 これ、前号から、一応チェックしていたんだけど
今号は良かった。
表紙からわかるとおり、
 「009 Re: cyborg」の監督、神山さんの特集で
ロングインタビューが掲載されております。
 それと、巻末には、峯不二子という女の
設定資料集が、別冊として、組み込まれております。

 アニメ雑誌って「NEW TYPE」とか、「アニメディア」とか、
「アニメージュ」とか、色々あるけど、
 作画監督に大きな、セル画を描かせて、それをカラーで
大きく載せる、キャラ重視の編集で、
どっちかというと、若い世代向きの編集でした。
 (最初、NEW TYPEが出たときは、変わったアニメ雑誌が出たと思ったのだけどね)

ところが、この「アニメスタイル」は違う。
雑誌なのか、ムックなのか、良く知らないけど、
 文章重視のまさに、質実剛健!!。
大人向けのアニメ雑誌だ!!。

 一度、書店で手にとって見てください。

関係する記事
009 Re:cyborg

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ファイブスター物語 リブート 7



ファイブ・スター・物語
リ・ブート 7巻
永野護・著

 帯でも、大きく宣伝されているのですが、
映画「ゴシック・メイド」(以後GTM)の宣伝半分で再編集されて出版されている
ファイブ・スター・ストーリーズ(以後、FSS)」です。

 私、「重戦機エルガイム」で完全に永野護にノックアウトされた
ものなので、一応、最初は、FFSも、きっちり追いかけていたですが、
最後のほう、(別に終わったわけじゃないけど、)は、少しあやふやになっていたので、
7巻を読んでみました。

 内容は、丁度、魔導大戦のあたり
FFSの世界もこのあたりになってくると、騎士団の戦いがさらに発展して
国家間の争いになっています。
 永野のいうところの、MHの集団戦が描かれていきます。
最初、魔導とか、いうから、マジックっぽく(ファンタジックっぽく)なるのかな
って思っていましたが、意外とそうじゃないですね。
(majistickって言う言葉を使いたかったみたい)

 それと、個人的な、あれですが、読んでないと、思っていたけど、
けっこう読んでました、、。(逆に言うと、ほとんど読んでた、、)

 しかし、相変わらず、自分の世界観を最大限に出し切り、
読者を振り回しています。
付いてこれない人は、別に読まなくてもいいよという態度です。
 逆に言うと、名前の付けかたとか、世界観から、永野本人がどういうものに
興味があるのか、どんなものがすきなのか、モロ解っちゃいます。
 この人、出自のとおり、基本は、アーティスト、デザイナーなんですね、。

 ただ、連載が途中で止まり、映画GTMのほうにいっちゃったわけですが、
本巻でも、プロムナードを途中にはさんだり、
やっぱり少しぐだぐだになって連載が止まった感は十二分にします。
(ぐだぐだに、なったというより、行き詰ったか、、。)
 モロ少女漫画のプロムナードですが、
この人、絵のスタイルはかなり線が細く、少女漫画から影響を受けている。
まぁ、世界観の一つだと思ってもいいでしょう。
FSSの本筋のストーリーも、少女漫画っぽい構築のされ方をしているエピソードも多数です。
で、本業はメカデザイナーなわけで、
(本人に言わせると、すべてをデザインするデザイナーだというでしょうが、、。)
 その人が、ロボットマンガを描いているといったところでしょうか。
 後、今回、年表を細かくよみなおして気づいたのですが、
年表が若干訂正されている、、。
 時々、手を入れているようです。

 私、それほど、コアなファンではありませんが、本当のこというと、
無茶な注文ですが、GTMより、FSSのほうを映画化してほしかった、、。
FSSは、丁度一巻あたりを、
もうOVAでアニメ化されているのですが、完全に永野の手を離れた状態での
映像化です。(すくなくとも、GTMほどは、関与していない)
 まぁ、年表を見ても解るとおり、途方もない話なのですが、
ライフワークとしてぜひ取り組んだほしいですね、、。

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009 RE:CYBORG



009 RE: CYBORG

観てきました。

 押井さんの一の子分(一の弟子か!?)と言ってもよい神山さんが、
サイボーグ009のリメイクって聞いてどこからの企画なんだろう?と
神山さんとサイボーグ009という響きがいまいちマッチせず、
ずーっと違和感を持っていたのですが、
 上映直前に良く考えてみれば、攻殻機動隊の素子もサイボーグなんですよね、、。
そうかそうか、、と変に納得しつつ、鑑賞。

 上海のビルが倒壊する現実のどこかで見たような、
ショッキングなシーンからスタートし、
島村ジョーのサイボーグとしての覚醒へと話は、スムーズに展開していきます。
 彼ら、00シリーズのサイボーグが戦う敵が判然としないなか、
ピュンマがみつけた遺跡は何か?謎を深めつつ、
アクション・シーンの連続で映画は進んでいきます。
 
 アクションシーンの見所としては、中盤のジェットとスホーイ27との空中戦。
そして、ジョーとジェットとB2爆撃機との空中格闘あたりでしょうか?。
 
 ネタバレになるので、書きませんが、
話の途中から、人類をやり直す、というキーワードが出てきますが、
この映画、ものすごく壮大なお話です。
テーマもある意味、とても壮大。
ラストでのジョーの叫びは、平々凡々と生きる私たちの代弁いや、
人類すべての人の生への叫びではないでしょうか。

 映像としては、この作品、トゥーンレンダリングで手描きアニメっぽく
仕上げてありますが、実は、すべてCGでレンダリングされた3Dアニメ
(3Dで上映という意味でなく、手書きでないという意味
(実際は、3Dで上映されていましたが))
です。
(背景とかは、一部手描きかもしれません)
人物の動きは、モーション・キャプチャーで人の動きから取り込んでいないので、
若干不自然さが残りますが、これが、サイボーグの動きっぽくて意図した演出なのか、
予算上の制約かわからないところが、微妙。
 映像面で取り上げるならば、イワンが唯一萌えキャラ!?で可愛かったですね。
ちなみに、CVは、タチコマで一世を風靡した玉川砂記子さんがやっています。
 あと、こういう劇場版のアニメ作品だと、予算がテレビ版より潤沢なので、
声優に顔出しタレントを使うのですが、1人もつかっていません。
みなさん、純粋な声優さんたち。
 こういうところにも、あんまり神山さんは、興味がないみたいです。


 監督の神山さん、実は、アニメ監督としては、恐ろしいぐらい
変わった人で(美術出身で演出畑に向かったというのもおそらく業界の歴史上でも唯一無二)
アニメとしての外連味(ケレンミ)というものに、ほとんど興味がありません。
巨乳のお姉ちゃんが出てきたり、実際に動くかどうか解らないけれど、かっこいいメカが
出てきたりしません。本作でも一部出てきますが(フランソワーズ)、
アニメだからしょうがなく出しているんだよ
という気持ちが画面から感じられます。
 コンテも自分で切っていないみたいだし、(本作もクレジット上そうでした)
テレビ版の攻殻や、NHKでやっていたファンタジーもそうですが、
すべての面を脚本上でコントロールしています。
脚本至上主義で、脚本だけが、すべての監督といってもいいぐらいです。
 画面上でどうなるかは、あんまり興味がないみたいです。
そして、SFや、ファンタジーの作品をアニメで再現しながら、
どの作品最後の最後まで、この現実世界にこだわっている監督です。
 本作もそうで、サイボーグが出てくるというだけで、
後は、この世界が直面している現実の問題を描いています。
 そこが、この神山という監督の作家性なのだと、思います。

 ラストは、色々異論があると思います。
あの水上歩行の演出だと、いろんな解釈が出来ます。
あまりにも、壮大な、テーマゆえ、広げすぎた風呂敷をたためなかったと
ばっさり切りすてることも出来ますが、
 ジョーの叫びが、平々凡々たる私たちの叫びだとすれば、
神山さんもその1人だと見てあげてください。

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